今月買った本とその感想 2017年3月

生々しくセンセーショナルだった1巻で免疫が付いたのでマイルドに感じた2巻。ラノベを読んであんなに笑ったのは久々で大当たりでした。バブみを感じた。
黒剣のクロニカ 02 (星海社FICTIONS)

黒剣のクロニカ 02 (星海社FICTIONS)

神話級の特殊性癖つまり人外の女の子がたくさん出てくる2巻。運命にせかされとんとん拍子だった1巻に比べ、グダグダで勝利らしい勝利もない2巻ですがわくわく感はあった。あきらちゃんのお母さんは好みです。あきらちゃんの入浴シーンは何気に多い気がする。倉田さんはサンデー顔ですよね。あきらちゃんは確か一人っ子だったと思いますが、店長息子の誕生日会とか有能ですね。身体は衰え、心は澱んでいく店長はあきらちゃんへの思いを自覚する。いまさらこれはlikeというなら呆れますが。しかし高校生のままくっついてほしいとは思わない。フォルガンから逃れてサウザンバレー周辺の森を行きます。ロックたちとは別れたし、ランタは帰ってきません。ハルヒロの眼球の所有者であるセトラがくっ付いてきます。
ランタがいないことについてハルヒロとユメは少し寂しがっていましたが、他の人は特に言及なしだった気がします。セクハラを受けていたシホル、ハルヒロの犬と化したクザクの二人はいいとしてもメリィはランタに守ってもらったのに、どうよその態度は。セトラとハルヒロのいちゃいちゃに嫉妬するのに忙しいからね、仕方ないね。
森の中では強キャラゴリラの群れがハルヒロたちの前にも横にも後ろにも、四方八方立ちはだかります。パーティーの構成上そうならざるを得ないのでハルヒロが活躍します。自分の戦い方を作り上げているので普通に強いです。対人戦で同じ戦い方は心理的に出来なそうですが。
1巻の時にグリムガルという世界が何なのか明かされないだろうなあみたいな話をしましたが、そうでもなさそうです。今回のラストで死んだあの子はハルヒロの脳内嫁になるんですかね。極黒のブリュンヒルデの奈波みたいな感じで。次巻は年内に見れたら上出来と思っておきます。

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2016ドラフト指名選手を知る ヤクルト

ヤクルトだけですが2016年のドラフトで指名された新人選手を知るための記事です。

1位 寺島成輝 投手 左左 履正社(大阪出身)183cm 88kg
2016年のアマチュアナンバー1左腕。持ち球はカウントを取るストレート135-140キロ、勝負球のストレート145キロ、カット、チェンジアップ、スライダー、カーブ。高1秋に1学年上の永谷(JR東日本)からエースを奪う。打者の顔色を見て投球するという頭の良さがよく評価される。球速では過去にもっと優れた投手がいるが、この手のタイプにしては制球がいい点とクレバーさが売り。甲子園や日本代表では底が見えなかったのでプロで打たれてからどうなるか楽しみ。怪我がなければ夏には1軍で投げるはず。担当スカウトは阿部健太
2位 星知哉 投手 右右 宇都宮工‐明治大(栃木出身)184cm 84kg
高校時代から150キロを投げドラフト候補だったが進学した。3年からリリーフで活躍し4年からは先発もこなし、右肩上がりの成績を残した。持ち球は145キロ前後のストレート、スライダー、カーブ、フォーク。制球はバラつきがある。十中八九プロでもリリーフになりそう。プロのゾーンに対応できればある程度はやれると思うがそれが1年続くように力を付けてほしい。担当スカウトは橿渕聡。
3位 梅野雄吾 投手 右右 九産大九産(佐賀出身)175cm 84kg
高校1年から投手に転向。持ち球は調子が良ければ平均145キロ程度のストレート、カット、縦スラ、チェンジアップ、カーブ。甲子園出場はない。1位の寺島とは違い速球投手の典型のような感じ。最速154キロは高校ナンバー1。スピードよりも球質に拘るという主旨の発言は期待させるものがある。リリーフに適性がありそうだが高卒なので色々試してほしい。フィールディングもいい。阪神4位の濱地はライバル的存在かと。担当スカウトは松田慎司
4位 中尾輝 投手 左左 杜若‐名古屋経済大(愛知出身)180cm 83kg
高校時代は特に目立たず大学で伸びた。持ち球は145キロ前後のストレート、スライダー、チェンジアップ、シュート。右打者の内角へのストレートやスライダーを評価された。制球はバラつきがありそう。牽制やクイックも課題に挙げられていた。技術面がクリアされればリリーフとして出番がありそう。担当スカウトは中西親志
5位 古賀優大 捕手 右右 明徳義塾(福岡出身)177cm 74kg
高校生捕手ではソフトバンク3位の九鬼に次ぐ評価。高校1年秋から正捕手。二塁送球は1.9秒から2秒なのでプロの基準には達している。コントロールも高評価。3年夏の甲子園では6割打ったが打撃は課題。まずは山川との争いになる。身体もまだまだ細いのでじっくり育ててほしい。担当スカウトは岡林洋一
6位 菊沢竜佑 投手 右右 秋田‐立教大‐横浜金港クラブ‐米独立‐相双リテック(軟式)(秋田出身)183cm 85kg
大学卒業後に一度引退したが復帰し、14年秋に巨人入団テストに合格も未指名。1年米独立リーグでプレーし16年から軟式のチームへ。持ち球は軟式で最速148キロのストレート、2種類のスライダー。大学時代に肘を手術している。持ち球も少なく完全にリリーフ向き。28歳という年齢もあり、2年以内に戦力にならなければいけない。6位なので球団としてはダメ元だろう。担当スカウトは橿渕聡。
育成1位 大村孟 捕手 右左 東筑‐福岡教育大‐九州三菱自動車BCリーグ石川(福岡出身)169cm 80kg
社会人、BCリーグともに1年目から正捕手。二塁送球1.8秒は最速だろうが支配下で指名される選手と比べても遜色ない。打撃はBCリーグで.286 2本33打点と飛びぬけた数字ではない。現実的には2軍要員としての指名だろう。担当スカウトはよくわからない。

やはりストレートが速い投手が欲しいという明確な意志を感じた指名です。そのぶん制球が課題の投手が目立ちますが、現有戦力は球が遅くて制球も悪いのでそれよりはマシという考えでしょう。かつての赤川、八木、日高という左腕乱獲ドラフトで多少は成果も出たので今回もうまくいくといいです。まあその3人は既にいないですけど。私が期待する順位は指名順そのままですね。
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2016ドラフト予想の答え合わせ

↓の記事の答え合わせです。
2016ドラフト予想2 - kagami-haraのライトノベルとか
いまさらですがやります。
(予想)→(結果)です

中日:藤平→柳 (2球団競合)
オリ:黒木→山岡
阪神:寺島→大山
楽天:今井→藤平
ヤク:田中→寺島
西武:藤平→今井
横浜:田中→柳 (2球団競合)→佐々木(5球団競合)→濱口
千葉:柳 →田中(5球団競合)→佐々木(5球団競合)
巨人:今井→田中(5球団競合)→佐々木(5球団競合)→吉川
ハム:田中→田中(5球団競合)→佐々木(5球団競合)→堀
広島:山岡→田中(5球団競合)→佐々木(5球団競合)→加藤
ソフ:藤平→田中(5球団競合)

予想は1回目の指名だけやったんですが、1か月前の予想ということを考慮してもここまで外すかというレベルでした。当たったのはもはやクイズにもなっていない日本ハムだけでした。ちなみに黒木投手は2位でオリックスに指名されました。
これだけだと寂しいので分析が当たってたのかもやります。
ソフトバンク
高校生投手で九州か東日本→大学生でした。2位は江陵の古谷だったのでまあ。
楽天
人気のある高校生投手→藤平は正直甲子園のスターではないが高校生なのでまあ。
・広島
山岡か柳。優勝したから全然違うかも→全然違いました。
・横浜
大学生の即戦力で田中→田中回避で柳でした。方向性は間違ってない。まあ外れですが。
阪神
野手はない。寺島か田中→誰も予想できませんでした。
日本ハム
ナンバーワン投手で田中→今年もそうでした。
・ヤクルト
普通に田中。回避するなら寺島→ヤクルトファンの面目躍如です。
・中日
高校生投手→大学生でした。外れです。
オリックス
競合回避で黒木→競合回避で山岡でした。黒木も2位で指名したのでまあ。
・ロッテ
田中はない。高校生もない。→田中でした。外れです。2位で酒居を指名したのはすごくロッテっぽい。
・巨人
わからんけど今井→田中でした。独自路線やめたのか田中が特別だったのか。
・西武
わからんけど藤平→今井でした。外れです。

指名の方向性も含めて全く当たらなかったのはソフトバンク、広島、阪神、中日、ロッテ、巨人、西武でした。広島、中日、ロッテは当てたかったです。1か月前の時点でヤクルトの指名を大体当てられたことは嬉しかったです。気が向けば来年もやります。
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感想

灰と幻想のグリムガル9巻です。
対フォルガン撤退戦です。いつもは基本ハルヒロ視点で進みますが、今回は仲間視点が多いです。仲間によるハルヒロ賞賛回です。印象に残ったのはランタが自分になりに考えていることというのが具体的に示されたこと。パーティー内にハルヒロと距離を持って対等に付き合える存在が必要というのは判る。しかし普段のランタはもう少し静かにして欲しい。
あとは、ユメよりシホルの方がもてるんですね。シホルは作中で既に二人の男に気に入られていますが、ユメはせいぜい仲間のランタくらい。メリィを含めても外部からの評価はシホルが一番です。そこそこ可愛くておっぱいのでかい女はすごい。
前回の感想で9巻10巻でフォルガンとの決着だったら普通のラノベっぽいペースだと書きましたが、9巻でフォルガンとの決着はとりあえず終わりました。やはり相変わらずテンポはいいシリーズです。

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2016ドラフト予想2

過去5年の1回目指名について調べてみました。1位指名ではなくて1回目の指名です。過去5年なのでのべ60人います。
割合はざっくりで、投手80%、捕手2%、内野12%、外野7%。高校生45%、大学生47%、社会人8%です。
基本は投手指名で、どうしても欲しい野手がいれば取りにいくようです。高橋周、岡本、森友哉、平沢、高山、伊藤隼、吉田正、中村奨です。例外はありますが、基本は高校生なら打撃型の選手、大学生なら三拍子揃った選手です。
また、社会人は先発型の即戦力投手だけです。石川歩、野村亮、吉田一、十亀です。社会人野球の状況もあり、ドラフトの目玉と言われた選手はいません。競合を避けて一番ではなくても確実な選手をとるという感じでしょうか。
これらを踏まえて、前回の記事で適当に自分で挙げた指名候補を分類します。
・高確率で1回目指名されそう:田中、柳、寺島、今井
・1回目指名でもおかしくない:山岡、藤平
・1回目指名もあるかも:吉川、佐々木、黒木、高橋昴、小野、高良
・1回目指名はなさそう:酒居、九鬼、京田、古谷、藤嶋
言いわけですが、上位6人以外は正直よくわからないです。藤平が寺島、今井より評価が低いのは素人的主観です。たぶんプロ的には今井と藤平の評価が逆な気がします。で、ぶっちゃけ今年のドラフトは1回目指名に関してはこの6人で全部だと予想してもいいと思います。過去5年の1回目指名人数は5〜8人で平均は6.8人です。上記した6人に野手はいませんが、1回目指名がすべて投手だったのは過去5年で1回あり6年にすれば2回あるので近年ではそこまで珍しいわけではありません。というか、今年は1位指名したくなりそうな野手を知らないです。上記の6人を見ていくと、
・田中:即戦力右腕、競合確実
・柳:即戦力右腕、単独指名なら旨いが競合するかも、するだろうなあ
・寺島、今井、藤平:素材型投手、単独指名なら旨い
・山岡:田中、柳より一段落ちるが単独指名でいけそう
こんな感じでしょうか。これを踏まえた上で各球団の過去5年の傾向を見て指名選手を予想します。簡単そうなところから予想します。
ソフトバンク(武田、東浜、松井、松本、高橋純
高校生投手です。大瀬良ではなく松井、有原ではなく松本を指名したことからも確実でしょう。チーム事情的には田中や柳も魅力的ですが。九州以外なら東日本なイメージ。甲子園の活躍は重要視しなそうなので藤平と予想。
楽天(藤岡、森雄、松井、安楽、平沢)
さすがに今年は投手でしょう。藤岡以外は高校生というのが気になります。自分が楽天の担当者だったら田中か柳か山岡ですが、高校生で人気のある選手にいきそうなので今井と予想。
・広島(野村、森雄、大瀬良、有原、岡田)
大学生投手です。が、今年は広島に縁のある山岡がいます。明大の柳とどっちかなというとこですが、まあ山岡かなあ。でも優勝したので思わぬ指名になるかも。予想は山岡。
・横浜(藤岡、東浜、松井、有原、今永)
大学生投手です。松井は神奈川だったので行き今年は藤平がいますが、チーム的に数年内に勝負をかけたいところです。松井は神奈川出身でしたが藤平は宮崎出身ということで外して、田中と予想。
阪神(伊藤隼、藤浪、大瀬良、有原、高山)
2年連続野手はないだろうし、投手です。寺島か田中ですが、甲子園補正で寺島と予想。
日本ハム(菅野、大谷、松井、有原、高橋純
ナンバー1投手です。一番簡単な予想といってもいいです。有原は秋に故障しても指名しました。田中と予想。
・ヤクルト(高橋周、藤浪、大瀬良、安樂、高山)
まあ投手でしょう。有原にいかずに安樂を指名したのは気になります。普通に考えれば田中ですが、競合を回避して寺島もありそう。それでまた阪神とくじになったら面白いですが、予想は田中。
・中日(高橋周、福谷、松井、野村亮、高橋純
過去からして高校生を指名しそう。3人の中から中日っぽい選手を選ぶとしたらで藤平と予想。
オリックス(高橋周、藤浪、吉田一、山崎福、吉田正
吉田一で味をしめたのか、とにかく競合を回避したいという思いが伝わってくる。そうなると6人以外の指名になりそう。ずいぶん熱心そうなので黒木と予想。
・ロッテ(藤岡、藤浪、石川、中村奨、平沢)
正直わからん。田中に行くとは思えないのと高校生投手に行く気もしないので柳。フロントの希望で今井を指名して伊東監督がふてくされるのもなんか想像できる。予想は柳。
・巨人(菅野、菅野、石川、岡本、桜井)
独自ドラフトです。よくわからないけど作新の今井と予想。
・西武(十亀、東浜、森、高橋光、多和田)
独自ドラフトです。よくわからないけど横浜の藤平と予想。

まとめ
中日:藤平(3球団競合)
オリ:黒木
阪神:寺島
楽天:今井(2球団競合)
ヤク:田中(3球団競合)
西武:藤平(3球団競合)
横浜:田中(3球団競合)
千葉:柳
巨人:今井(2球団競合)
ハム:田中(3球団競合)
広島:山岡
ソフ:藤平(3球団競合)

田中3球団のみというのはなさそうですがまあ予想なので。こうなると阪神とロッテは特においしいですね。

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感想

灰と幻想のグリムガル8巻です。
グリムガルに帰還したはいいけど聞いていた通り敵地のど真ん中です。ララとノノは特に触れられることはない。
なんやかんやしてハルヒロ・ユメ、ランタ・メリィ、シホル・クザクの組み合わせに分かれる。7巻の感想で「強キャラに助けられることなく6人の力で何とかする展開が見たい」と書いたが、全く逆の展開で笑える。今回の強キャラは作者のお友達枠として、職業が何かよくわからない(コラムニスト?)マフィア梶田さんと星海社の平林さんが登場する。他にもいたんだろうけど判らなかったです。
5巻の感想ではメリィいらない10箇条を掲げた僕ですが、7巻でクザクが振られていたことが判明したり8巻では散々な目にあったりでメリィにはメリィなりの苦労があるんだなあと思いました。まあ、そうは言っても不美人ならグリムガルの世界には登場することができないので仕方ないです。彼女の優しくない性格も間抜けな性格も顔で許されているところがありますから。金持ちが心が満たされないわみたいな話しても殺意がわくのと同じです。だから彼女も黙ってるんでしょうけど。
7巻辺りからリーダーハルヒロによる仲間評価みたいのが始まってます。要はシホル上げですがそんなことはどうでもよくて、シホルは1巻の頃から自分が太っているという卑屈キャラを通していますが、8巻では地の文でわりと重いシホルみたいな描写がありました。本当に太っていたのか。まああんだけ胸がデカければその重量もあるし体質的に太りやすいだろう。それにシホルは戦闘でもあまり動かないし重装備でもないのに少し走っただけで息が上がってました。まあ確かに少し太っててもおかしくはないですね。
あとは、クザクは初登場時からそうですが、言われたことはかなり頑張ってやってくれるけどそれしか出来ないですね。まさに犬です。現状に満足はしてなさそうなので、もう少し加齢したら色々見えて成長すると思います。ユメはクザクより気は利くけどそれは目の前のことにだけで長期的な視点はあるんだかないんだか。あと、オルタナに帰ったらいいかげん狼だか何だか飼わないのかな。
9巻がすごくページ数が少ないですが、どうなるんですかね。9巻10巻でフォルガンとの決着でしょうか。そうだとしたら普通のラノベっぽいペースですね。1巻の頃とは変わってるのか変わらないのか。
余談ですが、アニメ放映のタイミングで薄い新刊が出るのはそれ以降行方不明になったブラックブレットと似た状況ですね。
1巻(2013.6)→2巻(2013.11)→3巻(2014.3)→4巻(2014.7)→5巻(2015.2)→6巻(2015.10)→7巻(2015.12)→8巻(2016.3)→9巻(2016.8)
ブラックブレットとは違い余所でも書いてる作家なのでたぶん大丈夫でしょうが、1年くらいは必要かもしれないと思っておきます。

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感想

灰と幻想のグリムガル level.7 彼方の虹 (オーバーラップ文庫)

灰と幻想のグリムガル level.7 彼方の虹 (オーバーラップ文庫)

灰と幻想のグリムガル7巻です。
内容としては、ダルングガル探訪編。トッキーズと一緒ということもあり戦闘に明け暮れた黄昏世界探訪編と違い、弱い弱いハルヒロたちが何とか踏ん張ったり挫けたりしながら生きようとします。初期と似た綱渡りの雰囲気がたまりません。ワンダーホールの入り口で死にそうになったりもしていましたが、やはり監視砦奪還作戦辺りからハルヒロたちは強すぎだったので、今回の話は結構満足です。
ただ難点もあり、ドラゴンのとこは流石にはしょりすぎです。もはや出た意味がない。また、そこに至るために必要な描写だったかもしれませんが、ハルヒロがオークに同情して殺さなかったのはかなりがっかりしました。いままでしてきた苦労は何だったのか。何を学んできたのか。凡人が生き残るにはそういうとこじゃないのか。そういうのは主人公っぽい奴がするとこだろと。
暁連隊に入ってからというもの、ハルヒロたちの傍には何かと強キャラたちがいましたが、そろそろ6人で泥沼にはまりながら何とかしていくお話も読みたいのです。

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