好きなライトノベルの紹介その1

先日書いたように好きなライトノベルの簡単な紹介記事を書きます。

●彼女を言い負かすのはたぶん無理

彼女を言い負かすのはたぶん無理 (スマッシュ文庫)

彼女を言い負かすのはたぶん無理 (スマッシュ文庫)

彼女を言い負かすのはたぶん無理3 (スマッシュ文庫)

彼女を言い負かすのはたぶん無理3 (スマッシュ文庫)

高校のディベート部を舞台に、主人公がヒロインに惹かれながら成長していく話です。正ヒロインは金髪ハーフ美少女(上の子)でサブヒロインは下の子です。二人の性格は見た目通りで金髪がSキャラ、赤髪が大人しいキャラです。二人ともちゃんとデレます。詳しい内容ですが、ラブコメ展開は良くも悪くも普通です。主人公は二人のヒロインの他にもてることもありますが、基本二人です。金髪は憧れの人で、振り回される。赤髪は同級生で、好意を持たれている。二人ともディベート部の仲間です。さて肝心のディベートですが、「ありえない理論がまかり通ってしまう瞬間が快感」というヒロインの言葉にすべてが集約されています。軽い話を読みたいけどテンプレすぎるのは流石にちょっと・・・というときには丁度いい作品です。全4巻。スマッシュ文庫の中ではトップクラスに売れていたと思いますが打ち切られました。

●侵略する少女と嘘の庭

侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J)

侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J)

キラー悪魔と呼ばれクラスで浮いている美少女・りあ。彼女に興味を持たれた主人公は、振り回されたり拒絶されたりしながら彼女に惹かれていくという話です。嘘シリーズ三部作のラストということになっていますが、世界観が少し繋がっているだけなので単巻ものとして読んで全く問題ありません。この作品を私が好きな理由は単純でとにかくヒロインがかわいいからです。「好きがあれば、わがままだって気にしない」。ヒロインは周りに対して悪意を向けることをためらいません。主人公にも迷惑をかけます。だからキラー悪魔なんて呼ばれているのですが、実はそれは呼ぶ方にも呼ばれる方にもきちんとした理由があり、主人公はそれを知ることになります。違う世界に迷い込んでしまったような異質な場所でヒロインを見つけ・・・。爽やかなラストが心地よい読後感を与えてくれます。