育成選手を知ろう!2015 中日

中日 7人

川崎 投手 右投げ 高卒
2011年ドラフト5位→2014年オフ自由契約→育成契約
手脚が長い長身(187cm)右腕。最速143キロのストレートとツーシーム、スライダーを投げる。1年目からファームで15試合前後登板しているが、結果は向上しない。2年目に1軍登板を果たすが昨季は2軍暮らしでオフに育成降格。右投手だけで20人おり、そのうちの7割が25歳以下というチーム構成上厳しい立場にある。

石垣 投手 右投げ 高卒
2014年育成2位
最速146キロのストレート、縦スラ、カーブを投げる。中学時代から名の知られた投手で高校2年までは結果を残してきたが3年からは不調で最後の大会も右膝に死球を受けてから登板なく敗れた。潜在能力はあるのかもしれないが、2年秋からまともに投げていない投手を取るのはお互いにメリットが少なく感じられる。

岸本 投手 右投げ 高卒
2013年育成1位
最速146キロのストレート、スライダー、カーブ、シンカーを投げるスリークォーター。スライダーとシンカーは2種類ずつあるそうなので器用っぽい。精神面も評価されていた。1年目の昨季はリリーフで21試合に登板し3勝1敗6S、防御率0.77でビッグホープ賞を受賞したが whip1.60、FIP3.51 というあたりがどうなるか。教育リーグでも活躍したらしいので開幕前での支配下もありそう。

藤吉 捕手 右投げ左打ち 高卒
2014年育成3位
強肩の捕手。二塁送球1.8秒はコンスタントに出せるならプロとして申し分ないレベル。高校では4番、主将、捕手を務めた。昨季のファームの捕手は赤田、桂、杉山が使われ、今季はその中の一人が一軍帯同しそう。同期で大卒捕手も入ったが、チャンスがないことはなさそう。今季は試合よりも基礎作りになるかもしれないが。

橋爪 内野手 右投げ両打ち 大卒
2013年育成2位
広い守備範囲が売りの二塁兼遊撃手。1年目の昨季はファームの二塁で出場。守備の実力は示したが打撃は好打タイプにしては三振が多い。同ポジションでは新人の石川、遠藤や藤澤、亀澤あたりが競争相手になりそう。守備はいいので打撃を向上させたい。
私は知らなかったのですが、この選手を調べて驚くことがありました。ググればすぐ出て来ますが、昨季のシーズン中に佐伯二軍監督がこの選手(と桂捕手)に暴力をふるって入院させたそうです。理由は相手チームの一塁走者が盗塁した際に味方にそれを教えるための声出しを怠ったから、ということです。そんなものは理由になりません。暴力は駄目です。はっきりいって中日の2軍はこうした不祥事が昔から多すぎます。佐伯二軍監督は現役の頃からあまりいいイメージの人ではないですが、それでも今季も二軍監督を務めるそうです。なんだそれ? 私は中日ファンですらないですから完全に部外者です。しかし未来ある若い選手が理不尽な扱いを受けて野球以外で潰されていくのには怒りを感じます。中日という球団自体にも色々と思う所がありますが、既に話が脱線しまっくているのでこれで終わります。橋爪頑張れ!

続きは後日書きます。8923