育成選手を知ろう!2015 阪神

阪神 3人

田面 投手 右投げ 高卒社会人出身
2012年ドラフト3位→2014年オフ自由契約→育成契約
140キロ台中盤のストレート、縦スラ、カット、カーブを投げる。好不調の波が激しく、制球に大きな課題がある。ファームでいい投球をした時期もあったが、制球に問題があるためか登板機会は少ない。早ければ今季がラストチャンスかもしれない。

佐村 投手 右投げ 高卒
2011年ドラフト6位(横浜)→2013年オフ自由契約→育成契約→2014年オフ自由契約→育成契約(阪神)
佐村・トラヴィス・幹久と言えばわかるかもしれない。191cmの長身から140キロ前後のストレートとスライダー、フォークを投げる。投手経験が浅く素材として指名されたようだが横浜の3年間で登板がほとんどなく時期尚早な指名だったことが伺える。投手育成に定評のある阪神に拾われたのは不幸中の幸いか。

原口 捕手 右投げ右打ち 高卒
2009年ドラフト6位→2012年オフ自由契約→育成契約→2013年オフ自由契約→育成契約→2014年オフ自由契約→育成契約
帝京高校出身。捕手としての資質を高く評価され日本代表にもなった。プロ入り後の2年はそれなりに順調に過ごしたが、3年目に腰を痛めシーズンを棒に振る。4年目の2013年はシート打撃で死球を受け骨折するという不運。ファームの出場試合もあまりなくオフに育成選手になる。再起をかけた昨季は57試合でAV.264 5HRと希望の持てる成績を残すが捕手ではなく一塁を守ることがほとんどだった。チームは1歳上の梅野を正捕手として育てるようで第2、第3捕手の枠も埋まっている現状ではコンバートも仕方ないか。競争相手は陽川。8085
(追記)内野手転向はチーム事情もあるかもしれませんが、3年目に痛めた腰の状態がかなり悪いことが大きな要因のようです。