各球団の捕手事情と展望 2015年1月 セ・リーグ編

思い付きで突発的に書く記事なので有益な結果が生まれるかわかりませんが題の通りのことを考えてみます。年齢はだいたい2015年シーズン中のものです。*育成選手　（追記）中日の項で間違いがありました。武山選手と武山選手のファンの方すいませんでした。

巨人
正捕手　小林(26)
第２　　相川(40)
第３　　實松(34)、加藤(34)
育成　　河野(24)、鬼屋敷(24)、*田中貴(23)、*芳川(22)

小林を英才教育しながら下では河野と鬼屋敷が主戦。田中と芳川はフューチャーズ？

阪神
正捕手　藤井(39)、鶴岡(38)、梅野(24)
第２
第３　　清水(31)、小宮山(30)？、岡崎(32)？
育成　　小豆畑(27)、*原口(23)

梅野を育てながらベテラン二人で補う。清水、小宮山は下で主戦で控え候補。岡崎は2軍でも出場少なくクビ候補？

広島
正捕手　石原(36)、會澤(27)
第２　　倉(40)？
第３　　白濱(30)？
育成　　磯村(23)、多田(19)、*中村亘(24)、*松浦(22)

正直よくわからない。會澤が次の正捕手になるだろうが現状の正捕手が誰なのかよくわからない。下では磯村が出場機会が最も多いが、倉、白濱、中村亘、上村（退団）も満遍なく使われていた。こういう使い方は誰も育たなかった原因なのでは？この方針が続くなら、上村の分と倉の出場機会が減って多田と松浦が試合に出そう。
會澤が正捕手になったとして、石原と白濱を控えで使いながら次世代を育成になりそう。倉は今年が最後か？

中日
正捕手　谷繁(45)
第２　　松井(28)、武山(31)
第３　　桂(24)？
育成　　赤田(27)、杉山(24)、加藤(23)、*藤吉(19)

小田、武山、田中の三人二人が退団して二人入った。谷繁の出場は減るだろうから、実績のある松井と武山、下で主戦だった桂（赤田）が１軍に帯同しそう。残りは下で競争か。

横浜
正捕手　黒羽根(28)
第２　　郄城(22)
第３　　迮岡(28)？
育成　　嶺井(24)？、西森(28)、*亀井(19)

黒羽根が正捕手に定着。その下に高城と嶺井が争っている形か？　迮岡と西森は年齢的にも厳しい立場。すぐに首になることはないかもしれないが、第３捕手になっておかないと３年後の立場は危うい。迮岡は打撃がいいっぽいのでコンバートもあるかも。

ヤクルト
正捕手　中村(25)
第２　　田中雅(33)
第３　　井野(32)？、西田(23)？
育成　　山川(19)、星野(27)？、藤井(27)？

中村の定着が望まれるが、控えが経験豊富ともいえず心許ない。山川以外の全員を1軍で見ることになりそう。西田は下で主戦だったが、今年は1軍帯同か？　田中雅は内野、藤井は内外野を守れるので便利に使われそう。

まとめ
・巨人、阪神、広島は実現可能性の高い正捕手候補とベテラン、控えが揃っており、捕手充実と言えそう。
・横浜、ヤクルトは正捕手が若く、その下の若い捕手も有望だがベテランの控えが不足していて怪我があると怖い。
・中日は次の正捕手をしっかりと定めたい。ベテランの控えも不足している。

まあ、控えばっかり気にしてもしょうがないですが強いチームは選手層が厚く、控え捕手も揃っていました。当たり前ですね。中日以外は5年後に正捕手やってそうな選手が出てきたので、どこもそんなに悲観するようなことはなさそうです。
パ・リーグは正直よくわからんけどやるのか？ 7906