きたよ

空ろの箱と零のマリア〈2〉 (電撃文庫)

空ろの箱と零のマリア〈2〉 (電撃文庫)

 個人的に待望の2巻です。無事に出てくれて良かったよかった。予想についてはごめんなさい。でもまあやっててもかすりもしませんでしたけどね。
 内容は新キャラとか出てきて、はっきり言うと1巻には劣りますが一定の水準は越えてくれてました。カラーイラストの所のキャラ紹介を見て展開とか結末は予想できてしまってまたそれがほとんど予想通りだったのが少し残念でした。告白とか手錠とかで面白味はありましたが、それは電波女の2巻の風呂イベントみたいで飾りというかおまけの部分だと思っている所であり、もっとその作品の肝の部分で面白みを出して欲しいですね。空ろの〜での肝が何かと言えば、予想外の展開かなあ。それと、醍哉のキャラが今まで空気すぎると思ってたんで何かあるとは思いましたが最後にああいう終わり方になるとは思いませんでしたね。次回に興味を持たせるって言うのは漫画なんかだとありがちな終わり方ですがライトノベルだとそんなにない気がします。
 あとは、あとがきを読んで御影先生は変態だと思いましたw 心音のイラストはめっちゃかわいかった。まじで。髪型ってすごいですね。それだけで買う価値ありますw でも微妙みたいに言ってますが内容も同じくらいの価値がありますので。
 最後に3巻の予想を少し。メインキャラの誰か死ぬ。醍哉か心音? あるいは一輝かマリアかな。言うのが大過ぎるかw 最終的にマリアは肉体的には死んだけど箱みたいな形で精神的には生きてるみたいな終わり方だったら普通な気がするのでそれはどうかと思う。てかそれ以外に思いつかないのでそれでいい気もするけど。でも他の終わり方もなくはないか。なんにせよきっちり完結してくれりゃあ言う事はないのです。