よくこんなん書けたな(精神的な意味で)

僕らはどこにも開かない (電撃文庫)

僕らはどこにも開かない (電撃文庫)

 空ろの箱と〜が面白かったので御影先生の過去作品にも手を出してみました。
 問題作という宣伝文句はなるほど、納得できました。これは明らかに万人受けする話ではありませんね。なんだか読んでいて登場人物たちが、めんどくせーやろーだなー とは思いましたが、私はそう思いながらも笑いながらそれを言っていました。なんだか日本語おかしいですw ま、正直に言いますと空ろの箱と〜のほうが面白いし、売れると思います。私もそっちの方が主人公たちに好感が持てるので好きです。まだ神栖麗奈は〜は読んでないですが、御影先生の作品は「普通な主人公の少年」と「謎めいたよくわからない発言をする美少女」と「不良っぽくて賢い友人」が主要人物となっているようです。それについては特にいいとも悪いとも思いませんが、とにかく御影先生の描く女の子はとても可愛いです。容姿の設定があるからこそと言われればそれまでですが、ライトノベルに美少女はつきもの。そんじょそこらのヒロインより圧倒的に可愛いですね。まあ、あえて言わせてもらえばヒロインが主人公に結構簡単に惚れるなーとは思いますがね。
 ま、とにかく、早く新作が読みたいです。八月あたりには出てほしいな。御影先生、頑張ってください。神栖麗奈も読んだらファンレターでも書いてみようかな。