ドラフト2017(1)

2017年オフシーズンのヤクルトのドラフトについて考えます。
まずは現有戦力の把握ですが、補強ポイントの理解を助けるために3年後の年齢で考えます。下記()内は3年後の年齢です。外国人選手は流動的なので除外します。
・先発投手
右 館山(39)山中(35)古野(34)由規(31)小川(30)風張(28)原(27)星(26)
左 石川(40)中尾(26)高橋(23)寺島(22)
・リリーフ投手
右 松岡(38)近藤(38)山本(35)石山(32)秋吉(32)菊沢(32)屋宜(32)徳山(31)土肥(30)平井(29)中島(28)田川(26)梅野(22)
左 中澤(35)成瀬(35)久古(34)村中(34)竹下(30)岩橋(29)日隈(23)
・捕手
  井野(37)星野(32)中村(30)西田(28)山川(24)古賀(22)
・二遊
右 大引(36)谷内(30)西浦(29)山田(28)廣岡(23)渡邊(23)
左 今浪(36)奥村(25)
・一三
右 畠山(38)藤井(32)大村(28)
左 武内(37)川端(33)
・中堅
右 比屋根(33)
左 雄平(36)坂口(36)三輪(36)上田(32)山崎(28)
・両翼
右 飯原(37)荒木(33)鵜久森(33)原(28)
左 大松(38)榎本(28)
赤字の選手は3年後にはいない可能性が高いと私が考えている選手です。残っている選手は以下になります。色々変化はあるでしょうが、大きくは変わらないはずです。それぞれ補強の必要性に優先度をつけていきます。
・先発投手 優先度:中
右 由規(31)小川(30)風張(28)原(27)星(26)
左 中尾(26)高橋(23)寺島(22)
先発は何人いても困りませんが、頭数はいて左右のバランスも悪くないので急務ではありません。獲るなら大卒社会人以外が適当です。
・リリーフ投手 優先度:高(左)
右 石山(32)秋吉(32)徳山(31)土肥(30)平井(29)中島(28)梅野(22)
左 久古(34)岩橋(29)日隈(23)
大エースの秋吉のFAもまだで、右投手の数はいますが、左は数も軸になれる投手もいません。即戦力が必要です。
・捕手 優先度:低
  星野(32)中村(30)西田(28)山川(24)古賀(22)
1軍級の中村と西田が若く、次世代の選手もいるので優先度は低いです。
・二遊 優先度:高
右 谷内(30)西浦(29)山田(28)廣岡(23)渡邊(23)
左 奥村(25)
順調にいけばそろそろ山田がFAです。三塁へまわる選手もいるでしょう。左打ちの高校生が欲しいです。
・一三 優先度:高
右 藤井(32)大村(28)
左 川端(33)
二遊から流れてくる選手がいるとはいえ、深刻な人材不足です。左右関係なく長距離打者となれる大卒社会人以外が必要です。
・中堅 優先度:高
右 比屋根(33)
左 上田(32)山崎(28)
山崎が定着できるかもまだわかりません。外野は両翼にまわってもいいので左右関係なく即戦力が必要です。
・両翼 優先度:低
右 荒木(33)原(28)
左 なし
人材は少ないですが他からコンバートされやすく、外国人選手がよくいるポジションなので優先度は低いです。いい選手がいるなら獲らない理由はないです。
補強ポイントが明らかになりました。
・左の即戦力リリーフ
・左打ちの二遊間を守れる高校生
中堅手の即戦力
・長距離打者(守備位置はこだわらない)
この4点を中心に、下位でいいので大卒社会人以外の先発投手が指名できれば満足です。次回は具体的な候補選手を見ていけたらいいなあ。
戦力外通告選手発表に伴い、修正を加えました。(17/10/3)
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