のうりん

のうりん (GA文庫)

先日、秀章先生のブログでも話題になっていた「のうりん」
第2刷でした。帯に売れてるって書いてありました。知ってたけど、2刷で帯に書いちゃう所に中堅以下レーベルの悲哀やらラノベ業界の厳しさやらを感じます。
内容は幼なじみと元アイドルの女の子のダブルヒロインが主人公を取り合う話です。その舞台が農業高校なので、少し新しい感じがするけど実際はそうでもありません。ただ、実際の農業高校への取材が下地にあるので説得力はあります。
感想ですが、まあ面白いと思います。
けど、これ、飽きるだろ。
少し前にＨＪ文庫で「うちの会長は荒ぶる虎猫に似ている」という本がありました。

うちの会長は荒ぶる虎猫に似ている。 (HJ文庫)

うちの会長は荒ぶる虎猫に似ている。２ (HJ文庫)

うちの会長は荒ぶる虎猫に似ている。3 (HJ文庫)

発売当初から会長かわいいと話題になってそれなりに売れたみたいですが、どうやら3巻で打ち切られたようです。ぶっちゃけ自分は虎猫は読んでないので憶測で例に挙げているんですが、のうりんからそこはかとない虎猫臭がします。
つまり、話題になってるけど、実際そこまで目新しい内容でもないのでキツくね？　と思います。
ＧＡの打ち切りがどれだけあるのか知りませんが、ダラダラやっても5，6巻で終わる気ががが。この筆者は3巻が最長なのでそれくらいいけば恩の字なのかもしれませんが。誰にとって恩の字なのかは知らん。

らじかるエレメンツ 3 (GA文庫 し 4-3)

蒼海ガールズ! 3 (GA文庫)