今月買った本とその感想 2017年7月

金持ちが美人設定の母子を囲う話。4コマ。概ね想像した通りの話が進む。可もなく不可もなく。正社員登用試験に落ちた魔王さま。飛空艇を手に入れるための最後の宝を見つけるがもやもや感が漂う。そんなことをしているうちにエンテ・イスラがえらいことに。以下続刊。物語の終盤らしく大戦が起きそうで楽しみです。西田さんがかわいかった。あきらちゃんを露骨に避ける店長。これは接近する前振りですね。そのままくっつくのかは知らん。女子高生がヘアトニックつけてるのはどうかと思う。久保さんはたぶん気づいてる。あとあきらちゃんはヘアトニックでオナニーしたと思います。富士山が見えるキャンプ場でクリキャンしました。お姉さんが相変わらず美人で好きです。リンちゃんがテントの場所を移動しなかったことから、作者はその辺りの距離感に気を遣っているのかなと思いました。大垣はやっぱりかわいいけどやっぱりやかましい。会長が四宮に誕プレ貰った後の回、早坂回、双六回が面白かったです。あと会長と妹ってすごく仲いいですね。なんかもう売れすぎて引く。
書店員 波山個間子 (1) (it COMICS)

書店員 波山個間子 (1) (it COMICS)

ざっくりいうと、小説に詳しいコミュ障の書店員が知識を活かす系のいい話。さっくり読めて面白い。自分が読んだことのある本が題材だとなお面白いです。お試しで最初の話が読めるので、それが気に入れば読むといいです。欲を言うならもう2話くらいあると良かったです。2巻が出るなら買います。
はるかリフレイン

はるかリフレイン

彼氏が死なないように彼女が頑張るループもの。名作と言われるゆえんはラストでしょうね。掲載されていたのが進研ゼミというのはよくわからんがなんかすごい。相変わらずゴリラに襲われているハルヒロたち。なんやかんやしてメリィが強キャラになる。根性で勝ちます。パーティーで最初に覚醒したのはシホルでしたが、ランタも自分の形のようなものが見えてきました(離脱してますが)。ハルヒロは都合がいいときに覚醒しますし、クザクは根性で何とかしようとするのであとはユメですかね。フォルガンのゴブリンと戦った時のやり方はユメならではって感じもありましたが。セトラ(キイチ)は完全に便利キャラです。オルタナに帰るのは2巻くらい先でしょうか。しかし、イラストいれるとこ間違ってないですかね。
かんなぎ (12) (REXコミックス)

かんなぎ (12) (REXコミックス)

素晴らしい表紙。100点です。ここ最近のあらすじがあったのはありがたいです。最終回じゃないけど終盤で歌が流れる漫画はテニプリを思い出しました。今回が最終巻だったわけですが、結構きれいに終わったと思います。シリーズ通して面白かったし、読んできて良かったです。そしてまさかのナギ様ロリ化と露骨な仁のイケメン化。仁はナギがいなければつぐみとくっ付いて、つぐみがいなければ白亜とくっ付いたらしいですが、モテモテですね。あとナギにしろざんげちゃんにしろ、2代目の格落ち感がすごい!
寝ている女の子の体毛を刈り取って小動物の大腸にぶち込んで肛門を縫い合わせるなんて、さすが第6層はレベルが違う。あといきなり回想シーンが挿入されてちょっとびっくりしました。
投手論 (徳間文庫)

投手論 (徳間文庫)

吉井コーチが現役の頃に考えていたこと、コーチをするときに考えていることが書かれている。いかにも投手だなあという感じで、投手がいかに王様であるかがわかる。でも先発からリリーフに降格されたときに監督の前でヘルメットを叩き割るのはどうかと思う。まあ、普通の人ならやろうと思わないし思っても出来ないですけど。技術的な話も判りやすいし、投手のメンタルの話は頷ける。プロで芽が出ずに引退した投手が草野球をしていても弱気だったのを見たばかりだったので妙に納得しました。サクッと読めるし面白かったです。

8月の予定
からかい上手の高木さん6巻、勇者が死んだ!9巻、響〜小説家になる方法7巻、ゆゆ式9巻
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今月買った本とその感想 2017年6月

でっかい穴の中を冒険する漫画。個性抜群な絵柄と埋没しない世界観で、面白そうすぎて逆に大したことないと思って読んでませんでしたがそんなことはなかった。穴の底に行けば行くほど生きて地上に戻れなくなる厳しい設定、理不尽な強さの野生生物、それを踏みつぶす怪物級の先駆者より更に上位の野生生物の存在。面白かったです。

おもらしラブコメディ。おはなし的にはいつでもまとめられそうなくらいにラブが進展している。こういった漫画では「もはや○○設定いらなくね?」となりがちですが、毎回おもらしを中心にした話を展開できているのは凄いです。当初はヒロインがガチおもらしするだけでかなりのインパクトがあったわけですが、作者はそれに満足することなく様々な状況でのおもらしを提供してくれます。そうした姿勢を見ていると、今後もキャリアを重ねていくだろうし応援もしたくなるなあと思います。神社の回はヒロインの成長とエロさもあり良かったです。

ゼロの使い魔の小説としてはおそらく最後になるであろう一冊。本編全22巻を読んだ人は既に購入済みでしょうが、改めて言うと買った方がいいです。内容は、これまでヤマグチ先生が書いた色々な特典小説のまとめ、メインキャラの設定イラスト、ヤマグチ先生が遺した21、22巻のプロット、代筆者と元担当のあとがきです。
特典小説は短編と掌編なのでコメディ中心です。結構前の話もあるので懐かしい気持ちになったり、コメディもこれこそゼロの使い魔だなあと感じさせるものがあります。面白いです。プロットは見れるだけで嬉しいのですが、いくつかの伏線をしっかり覚えていたんだなあということがわかります。私としては、これが一番の見どころでした。代筆者はググれば判ると思いますが、本編のラストがヤマグチ先生の希望通りだったと明かしてくれたのが良かったです。実にゼロの使い魔らしいラストシーンは私も大好きです。

高校生が同人ギャルゲをつくる話。アニメが面白かったので読みました。あまりに簡素な文章には少し驚きましたが、アニメの補足として読むにはいいです。

7月の予定
はたらく魔王さま17巻、恋は雨上がりのように8巻、ゆるキャン△4巻、かぐや様は告らせたい6巻、灰と幻想のグリムガル11巻、かんなぎ12巻、メイドインアビス6巻、バビロン3巻(発売延期?)
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いま読んでるシリーズもの

新刊チェック用の備忘録です。打ち切り濃厚のものも含みます。随時増減します。順番にはそんなに意味はないです。
ラノベ
サークルクラッシャーのあの娘、ぼくが既読スルー決めたらどんな顔するんだろう 〜2巻 2017/3発売
・小市民シリーズ 〜3巻下 2009/3発売
古典部シリーズ 〜5巻 2012/6発売 6巻(ハードカバー)2016/11発売
・アンデッドガール・マーダーファルス 〜2巻 2016/10発売
灰と幻想のグリムガル 〜11巻2017/7発売
はたらく魔王さま 〜17巻 2017/7発売 18巻2018/2?発売(電子)
・Fランクの暴君 〜2巻 2013/10発売
・黒剣のクロニカ 全3巻2017/10完結
・なれるSE 〜16巻2017/9発売
・バビロン 〜3巻2017/11発売
・テルミー 〜2巻 2011/7発売
・紅 〜4巻 2014/12発売
ブラックブレット 〜7巻 2014/4発売
漫画
・魔王の階 〜2巻 2016/9発売
・ギリギリアウト 〜5巻 2017/6発売
かんなぎ 全12巻2017/7完結
かぐや様は告らせたい 〜7巻2017/10発売
・木根さんの一人でキネマ 〜4巻 2017/10発売
ゆるキャン△ 〜4巻 2017/7発売 5巻2017/12発売
恋は雨上がりのように 〜9巻 2017/11発売
メイドインアビス 〜6巻2017/7発売
・勇者が死んだ! 〜10巻2017/11発売
無能なナナ 〜2巻 2017/5発売
ゆゆ式 〜9巻2017/9発売
3月のライオン 〜13巻2017/9発売
・響〜小説家になる方法 〜7巻2017/8発売 8巻2018/1?発売(電子)
からかい上手の高木さん 〜6巻2017/8発売 7巻2017/12発売
おおきく振りかぶって 〜28巻2017/9発売
・或るアホウの一生 〜3巻2017/11発売
・あの娘にキスと白百合を 〜7巻2017/9発売
魔王城でおやすみ 〜5巻2017/10発売
最終更新2017/11/29

今月買った本とその感想 2017年5月

ギャグ。先月のレンタル少女より好きです。ウェブ漫画感がすごい。テンプレをうまいこと利用して予想を裏切るという1話が良かった。あとはもう原作者のアイディア勝負ですね。設定に大仕掛けがありそう。一番好きな漫画は時によって変わるけど、一番好きな漫画家は冬目景だと思います。闇を抱えてそうな謎の黒髪美女はいつも通りですが、そこを抜いて考えたら王道の青春ものぽくて新境地って感じです。いつもの感じだろうなとあまり期待しないでいたんですが、思ったより全然良かったです。
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今月買った本とその感想 2017年4月

面白かったです。ラーメン回が好きでした。会長と柏木さんの彼氏って同じクラスだったんですね。
ようこそ哲学メイド喫茶ソファンディへ (星海社FICTIONS)

ようこそ哲学メイド喫茶ソファンディへ (星海社FICTIONS)

メイユールパンセとは何だったのか。被服係な友達が入寮した理由はよくわからなかったです。メイドと哲学が好きで暇ならお勧めです。タイトルに偽りなし。ギャグ成分の補給という目的は達せられた。ラブコメ要素もある。辛口で評価して及第点。全3巻。今回も期待通りに実体のない響ちゃん無双が繰り広げられる。もはや開き直ったらしく、響ちゃんの書いたラノベの内容説明ですら響ちゃんの書いた文章ではないと注記している。
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今月買った本とその感想 2017年3月

生々しくセンセーショナルだった1巻で免疫が付いたのでマイルドに感じた2巻。ラノベを読んであんなに笑ったのは久々で大当たりでした。バブみを感じた。
黒剣のクロニカ 02 (星海社FICTIONS)

黒剣のクロニカ 02 (星海社FICTIONS)

神話級の特殊性癖つまり人外の女の子がたくさん出てくる2巻。運命にせかされとんとん拍子だった1巻に比べ、グダグダで勝利らしい勝利もない2巻ですがわくわく感はあった。あきらちゃんのお母さんは好みです。あきらちゃんの入浴シーンは何気に多い気がする。倉田さんはサンデー顔ですよね。あきらちゃんは確か一人っ子だったと思いますが、店長息子の誕生日会とか有能ですね。身体は衰え、心は澱んでいく店長はあきらちゃんへの思いを自覚する。いまさらこれはlikeというなら呆れますが。しかし高校生のままくっついてほしいとは思わない。フォルガンから逃れてサウザンバレー周辺の森を行きます。ロックたちとは別れたし、ランタは帰ってきません。ハルヒロの眼球の所有者であるセトラがくっ付いてきます。
ランタがいないことについてハルヒロとユメは少し寂しがっていましたが、他の人は特に言及なしだった気がします。セクハラを受けていたシホル、ハルヒロの犬と化したクザクの二人はいいとしてもメリィはランタに守ってもらったのに、どうよその態度は。セトラとハルヒロのいちゃいちゃに嫉妬するのに忙しいからね、仕方ないね。
森の中では強キャラゴリラの群れがハルヒロたちの前にも横にも後ろにも、四方八方立ちはだかります。パーティーの構成上そうならざるを得ないのでハルヒロが活躍します。自分の戦い方を作り上げているので普通に強いです。対人戦で同じ戦い方は心理的に出来なそうですが。
1巻の時にグリムガルという世界が何なのか明かされないだろうなあみたいな話をしましたが、そうでもなさそうです。今回のラストで死んだあの子はハルヒロの脳内嫁になるんですかね。極黒のブリュンヒルデの奈波みたいな感じで。次巻は年内に見れたら上出来と思っておきます。

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2016ドラフト指名選手を知る ヤクルト

ヤクルトだけですが2016年のドラフトで指名された新人選手を知るための記事です。

1位 寺島成輝 投手 左左 履正社(大阪出身)183cm 88kg
2016年のアマチュアナンバー1左腕。持ち球はカウントを取るストレート135-140キロ、勝負球のストレート145キロ、カット、チェンジアップ、スライダー、カーブ。高1秋に1学年上の永谷(JR東日本)からエースを奪う。打者の顔色を見て投球するという頭の良さがよく評価される。球速では過去にもっと優れた投手がいるが、この手のタイプにしては制球がいい点とクレバーさが売り。甲子園や日本代表では底が見えなかったのでプロで打たれてからどうなるか楽しみ。怪我がなければ夏には1軍で投げるはず。担当スカウトは阿部健太
2位 星知哉 投手 右右 宇都宮工‐明治大(栃木出身)184cm 84kg
高校時代から150キロを投げドラフト候補だったが進学した。3年からリリーフで活躍し4年からは先発もこなし、右肩上がりの成績を残した。持ち球は145キロ前後のストレート、スライダー、カーブ、フォーク。制球はバラつきがある。十中八九プロでもリリーフになりそう。プロのゾーンに対応できればある程度はやれると思うがそれが1年続くように力を付けてほしい。担当スカウトは橿渕聡。
3位 梅野雄吾 投手 右右 九産大九産(佐賀出身)175cm 84kg
高校1年から投手に転向。持ち球は調子が良ければ平均145キロ程度のストレート、カット、縦スラ、チェンジアップ、カーブ。甲子園出場はない。1位の寺島とは違い速球投手の典型のような感じ。最速154キロは高校ナンバー1。スピードよりも球質に拘るという主旨の発言は期待させるものがある。リリーフに適性がありそうだが高卒なので色々試してほしい。フィールディングもいい。阪神4位の濱地はライバル的存在かと。担当スカウトは松田慎司
4位 中尾輝 投手 左左 杜若‐名古屋経済大(愛知出身)180cm 83kg
高校時代は特に目立たず大学で伸びた。持ち球は145キロ前後のストレート、スライダー、チェンジアップ、シュート。右打者の内角へのストレートやスライダーを評価された。制球はバラつきがありそう。牽制やクイックも課題に挙げられていた。技術面がクリアされればリリーフとして出番がありそう。担当スカウトは中西親志
5位 古賀優大 捕手 右右 明徳義塾(福岡出身)177cm 74kg
高校生捕手ではソフトバンク3位の九鬼に次ぐ評価。高校1年秋から正捕手。二塁送球は1.9秒から2秒なのでプロの基準には達している。コントロールも高評価。3年夏の甲子園では6割打ったが打撃は課題。まずは山川との争いになる。身体もまだまだ細いのでじっくり育ててほしい。担当スカウトは岡林洋一
6位 菊沢竜佑 投手 右右 秋田‐立教大‐横浜金港クラブ‐米独立‐相双リテック(軟式)(秋田出身)183cm 85kg
大学卒業後に一度引退したが復帰し、14年秋に巨人入団テストに合格も未指名。1年米独立リーグでプレーし16年から軟式のチームへ。持ち球は軟式で最速148キロのストレート、2種類のスライダー。大学時代に肘を手術している。持ち球も少なく完全にリリーフ向き。28歳という年齢もあり、2年以内に戦力にならなければいけない。6位なので球団としてはダメ元だろう。担当スカウトは橿渕聡。
育成1位 大村孟 捕手 右左 東筑‐福岡教育大‐九州三菱自動車BCリーグ石川(福岡出身)169cm 80kg
社会人、BCリーグともに1年目から正捕手。二塁送球1.8秒は最速だろうが支配下で指名される選手と比べても遜色ない。打撃はBCリーグで.286 2本33打点と飛びぬけた数字ではない。現実的には2軍要員としての指名だろう。担当スカウトはよくわからない。

やはりストレートが速い投手が欲しいという明確な意志を感じた指名です。そのぶん制球が課題の投手が目立ちますが、現有戦力は球が遅くて制球も悪いのでそれよりはマシという考えでしょう。かつての赤川、八木、日高という左腕乱獲ドラフトで多少は成果も出たので今回もうまくいくといいです。まあその3人は既にいないですけど。私が期待する順位は指名順そのままですね。
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